ショアシーラ

二八

2014年07月19日 09:29

17日~18日の日記

 あちらこちらで青物の情報が聞かれるようになって、磯選択に迷ってしまう。今回で4回目の南伊豆遠征、そろそろ本命を、と期待して出撃。前回同様前泊して明日に備えた。

 今回は別の民宿を利用したが、香港から観光に来ていた夫婦と同宿になった。まさか民宿に外国人が来ているとは想像できなかった。なぜこの民宿を選んだのか尋ねるると、「ウエブサイトと日本の友達から聞いたとの事。」夕食は食堂にてご一緒し、楽しい一時であった。民宿の生き残りはウエブサイトのフル活用と国際化か??。

 18日4時出船、アングラーは5名、と少数。4時半には渡礁を済ませた。海況は南西風で霧、波はポチャポチャして潮は下りからブッツケ。ベイトボールはあちらこちらに。最高のシチュエーションである。

 単独渡礁なので玉網の準備をしてその時に備える。南西風でルアーが押し戻されてしまうので、比較的飛びの良いルアーをチョイス。予報では北東に変わるのでそれまでの我慢。5時半頃だっただろうか、十分な明るさになってルアーの動きや水面直下の様子が見えるようになってからは、カンパチのチェイスが視認できた。

 ルアーを追ってダッシュしてくるのだが、ルアーの1m位まで接近するとUターンしてしまう。早巻、遅巻き、ゴーアンドストップ等目先を変えてみるがバイトまで持ち込めない。が、今日はタカベはやらずルアー1本なので焦らず、釣り場を休めたりしてチャンスに備えた。

 十分な明るさになると潮の色がいままでとは全く異なる事に気付いた。極めて透明な綺麗な青、コバルトブルーとはこんな潮か?それまでトップ中心で攻めてきたが結果が出ず、メタルジグにチェンジ。肩に優しいスローなワンピッチ、ワンジャークを繰り返していると、いきなりロッドを倒された。だが、少々固く締めておいたドラグが出てまもなくテンションが解けた。ラインを回収するとルアーを接続していた20号フロロリーダーのブリンソンノットが解けていた。スッポヌケである。ラジペンを使って締めつけておいたのだが何故??巻きつける回数が不足していたのか。過去に石鯛ノットでも同様なミスを犯した。

 
 再発を防止するためリーダーをフロロからナイロンへ変更。巻き付け回数も5回⇒6回へ。気を取り直して再開すると再度ヒット、足場が悪いのでよたついていると、いきなりジャンプ「シーラ」だ。万力シーラが右に左にジャンプを交え暴れる。単独で取り込みまでしないといけないので十分弱らせる必要がある。ズリ上げのできる磯ならなんて事はないのだが、ここは切り立っていてギャフか玉網しかその方法が無い。

 磯近くまで寄って来た魚体は鮮やかで綺麗だ、胸鰭まで広げているのも見える。玉網を伸ばして捕獲体勢に入るが、奴は玉網を見ると反転する。磯際は波やフジツボがあって玉網が思うように操作できず、取り込みには困難を極めた。やっとの事捕獲したのが下の写真だ。まだ綺麗な青い斑点が残っている。この1本を取り込んだ事によってかなり体力が消耗した。

 その後は取り込みで体力が持たないので、シーラのチェイスが確認できればバイトされないようにルアーを回収したが2バイトあった。
幸いにも遊んでいる内にオートリリースになった。カンパチへの想いは、またしても次回にとなった。

 リーダーが抜けた時の獲物は、直後のヒットがシーラだったのでシーラと思われる。



 
 

 


        二本目のシーラが掛かっている



       いつもの撤収風景


        

        いつきても魅力的だ



 

       捕食が下手なのかお腹はペチャンコのメスシーラ




タックル

ロッド:MCW WB106R
リール:13ステラ 6000HG
PE:3号
リーダー:ナイロン18号
ヒットルアー:激投エアロ60g  スピンドリフト120mm


今回の反省点
①転落防止対策:今回のように足場の悪い磯では、いきなりロッドを倒されても転落しないようにドラグ調整しておく必要がある。ヒット直後の引きでヨタついてしまった。
②ノットの抜け:恥ずかしい事だがこれで2回目、切れたならともかく100%完璧にしないと、テストテスト。



今朝起床すると両腕はパンパンであった


ではまた


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